12/18に実施された実技試験の作業試験を受験しました。
- 職種名:電気機器組立て
- 作業名:シーケンス制御作業
昨年学科試験を合格したので、今回は「学科試験」免除で「実技試験」に再チャレンジすることになります。
作業試験ですが、昨年度は2月実施で今回も同時期との思い込みで、まだ受験モードではありませんでした。
受験票が届いて焦ったというのが実感です。
業務上の取り組みとしてトライしてはいますが、受験料自己負担のため今回は必ず物にしたいという思いが強くあります。
作業試験を終え、手応えはどうかというと、好感触(^^♪
かなりいいです。
まず、標準時間内にできたこと。
そして、出題された課題をクリアできたこと。
(自己評価では100%出題項目を網羅できたと思っています)
作業試験はたぶん行けるのではないでしょうか。
試験内容について
I/O割付表ですが、昨年はよく理解しないままやってしまったという経緯があります。配布される2枚のうち、1枚は割り付けする場所(順番)が指示されたもの、もう1枚は各人で使用するPLCに合わせて端子割り付けを記入するもの。
課題のプログラムですが、去年と異なる要素が必要とされる部分が2箇所あったと私は感じました。
- 一つは「サイクル動作」の終了方法:パレット往復の繰り返し動作を「PB」を押すことで終了させる。
- 二つ目は7セグメント表示:サイクル動作パレット左端到達でパレット番号を表示、右行開始し左端から外れたらパレット番号を3bit左シフトした値を表示する。
一つ目のサイクル動作終了方法は、サイクル繰り返しの応用として任意回数に対応できるような作りを考えていたのですが、少し手を加えて実現することができました。
二つ目のパレット番号左シフト、シフト命令は使用したことがなかったのですが、私が使用しているPLCはキーエンス社製で「KV STUDIO」というツールを使用します。KV STUDIOでは命令直接入力機能で命令語のアルファベットを入力すると候補が表示されてきます。今回は直感でシフトであれば「S」だろうと思い、Sを入力すると候補が出てくるので左シフトを選択し、パラメータも簡易的な説明が出てくるのでそれに従いシフト回数を入力し何とか使うことができました。
問題を想い出し、ラダープログラムを組んでみました。
kentei1218.pdf
2016年11月追記
上記ラダーの解説をした記事を投稿しました。
k144.hatenablog.com