k144 Personal Note

パーソナルノート・ライフログ、気の向くまま書き綴っています。

水の家族 丸山 健二

スポンサーリンク

WBSスミスの本棚にて放映


丸山 健二さん
1967年、23歳で小説「夏の流れ」が、芥川龍之介賞を受賞。

小説家 三浦しをんさんおすすめの一冊

「水の家族」

Amazonで「なか見検索」ができます。

最初に「主人公の私」が死んでしまう。
1行の詩と、数行の文章で構成される特徴のある文体。
マクロからミクロへスムーズに視点の移動がある。
主人公の私は、雨粒や鳥の糞などに化けたあと、命や人間について考える。
死んだあとの精神の成長を描いた不思議な小説。

人間という生き物は、
光と闇とのあいだをクルクルと回る星の表面に何の意味もなく、
乱雑に打ち棄てられ、
(中略)
蛆のように湧いてしまった、そんな忌まわしい鬱々たる存在ではない。

何でも意味と無意味で分類できるものではない
物の見方を示してくれた作品
三浦しをんさん)


三浦しをんさんご本人の作品

舟を編む

  • 2012年 本屋大賞 第1位
  • 70万部突破のベストセラー

4月13日(土)全国ロードショー

[>スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京