k144 Personal Note

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2016年最大の買い物、それとも有効的な投資となるか!太陽光発電システムを契約した

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4月、電話アポイントによるある会社の訪問勧誘がきっかけで湧き上がった太陽光発電の話。

5月に2社目の現調、見積もり提示を受け徐々に興味も湧いてきた。
しかし、高額な買い物だけに気分的に強く推進することもなく…

そうこうしているうちに7月に母が逝去し、それどころではなかった。

12月の声を聞くと次第に忙しくなるなか、2015年にエコキュートを設置した施工会社から太陽光発電の訪問アポイントがあり再び導入意欲に火が付いた。

それぞれ施工業者から話を聞き、見積もり提示を受け、気持ちを整理して自分なりに納得して太陽光発電にメリットを見出した。

この年の瀬になって大きな買い物に判を押した。

太陽光発電のメリット(住宅用、余剰買取制度)

  • 発電したエネルギーを自己消費→電気料金削減
  • 余った電気は売る→売電収入(売電期間:10年)
    • 2016年度固定価格買取単価:31円(1KWあたり)
    • 2017年度固定価格買取単価:28円(ほぼ確実といわれている)

この時期、買取単価が下がる前のラストチャンス。



プラン選択のポイント

自己資金持ち出し分を少しでも抑えることを念頭に選択した。

  • ローン契約の年数:10年
  • 月々のローン返済額と売電収入の差額を最小化


施工会社選択のポイント

  • 1社目:NE社
    • 電話アポイント→訪問勧誘
    • 紙一枚に殴り書きしたもので説明され全くわからない
    • 長州産業を薦めてきたが具体プランの提案なし
    • スーツ姿、営業マン的な押し売りスタイル
  • 2社目:O社
    • ソーラーパートナーズからの紹介
    • 施工実績3,000棟(自社施工)
    • しっかり現調(屋根上と屋根裏の確認をちゃんとしていった)
    • 1回目、長州産業を提案
    • わかりやすい経済効果算出表と見積もりを提示してきた
    • 作業衣、知識豊富、屋根まで登れる梯子常備
    • 2回目、三菱電機とカナディアンソーラーの2プランを提案
  • 3社目:EP社
    • エコキュートを施工した業者
    • 電話アポイント→訪問勧誘
    • O社提案に対抗した長州産業プランを提案
    • ただ安く出来るというだけで説得力がない
    • 施工は外注

言うまでもなくO社と契約を交わした。

O社のUさん、押し売りしてくる感じはまったくなく、施工実績が多いためか知識豊富で信頼おける感じが気に入った。

長州産業の再見積もりを依頼した結果、技術改定があり長州のパネルは施工不可になったことを教えてくれた。
野地板の種類・厚みがメーカー施工基準外となるような変更が7月から適用されているようだ。

一方、EP社はこのようなことは告知することもなく長州の対抗プランを出してきた。

ほぼ心は決まっていたが、これが決定的となった。

【優良一括見積サイト】


提示されたプラン

メーカー 容量 価格 KW単価
1案目 長州産業(設置基準外) 4.425KW 158万 35.7万
2案目 三菱電機 4.72KW 172万 36.44万
3案目 カナディアンソーラー 3.525KW 125万 35.46万
  • カナディアンソーラーが若干コストパフォーマンスが良い。

【自己資金持ち出し分比較】

メーカー 月返済額 月推定発電金額 持ち出し分
三菱 16,000 10,801 5,199
カナディアンソーラー 11,600 8,862 2,738

※返済期間:10年、金利:年率2.25%とした場合
※推定発電料金は目安として算出した値

  • カナディアンソーラーの方が自己資金持ち出しを少なく抑えることができそう


契約内容について

カナディアンソーラーは台形モジュールがないため発電容量が少なめになってしまうが、総合的にみるとコストパフォーマンスが良く、パネル以外は国内メーカーの部品を採用しており信頼も置けそう。パネルメーカーとして世界的に見れば上位メーカーであり心配する必要もなさそうである。

  • カナディアン・ソーラー 3.525KW
  • システム価格:125万円
  • パネル:カナディアンソーラー製235W×15枚(中国生産)
  • パワーコンディショナー:パナソニックOEM


あとがき

電力会社に支払う電気料金のなかには「再エネ賦課金」というものがあるという話は聞いたことがあります。

太陽光発電システムで売電できるのは「固定価格買取制度」によるもので、この制度を支えているのが「再エネ賦課金」ということだそうです。

もちろん我が家でも徴収されているものであり、この制度のもと発電した電気を買い取ってもらうことで「再エネ賦課金」の一部が還元されてくる。さらには自ら作り出したエネルギーが少しでも環境への配慮として貢献できるのであれば「やる意義はある」と自分を納得させ導入することを決めました。

これはもちろん大義であり、やるからには自分へのメリットは当然必要であり、無事発電開始まで漕ぎ着け、いかに発電してくれるのかを期待するだけです。

なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度